近年、古紙の高配合化が進み、中性紙化や用水のクローズド化などが行われることにより、抄紙機械に持ち込まれる粘着異物は、以前にも増して多くなっています。いまやマシンの汚れは程度の差こそあれマシン全体に広がっています。そのため、欠点や紙切れを防止するためには、「マシン全体の汚れをどのようにマネジメントするか？」という観点が重要になります。
そこで当社は、お客様と実際に現場を確認しながら、問題点をお互いに明確化し、認識を統一した上で、「マシン汚れ防止総合プログラム」を提案いたします。いわば「地球に優しい紙作りのコンサルティング・パートナー」です。
メンテックは、薬品・装置・適用方法の3つの総合技術を持ち合わせています。お客様のニーズをもとに開発された薬品・装置は、多くの実績を残しています。
特にドライパートの分野は世界でメンテックだけが持つ技術であり、海外からも多くのオファーを頂いています。薬品の選別から装置の設置、薬品散布のチューニングまでサポートし、総合技術による効果の最大化を図ります。
 マシン汚れ防止技術は、紙が接触する部分に汚れとなる粘着異物が付着しないように、剥離性の高い薬品被膜を形成する方法です。この被膜は十分な剥離性を有することはもちろんのこと、紙に油染みやウォーターマークが発生したり、表面に悪影響を与えないように適切な方法、薬品、装置を選定する必要があります。
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